「盛岡からオリンピックへ」今季W杯初優勝から躍進続くスピードスケート吉田雪乃選手に聞く 岩手
(吉田雪乃選手) 「絶大な信頼を置いていつもレース、そして練習もできてます」 今シーズン、持久力とあわせて力を入れているのがウェイトトレーニングによるスピードとパワーの強化です。 バーベルを担いで行うスクワットは回数を絞って時間を測りながら素早く膝を伸ばします。 (吉田雪乃選手) 「低い姿勢で力を発揮するっていうのがスケートと一緒なところなので、そういうところはスケートに生きて。常に意識しなくてもいいところで捉えるようになってきました」 「盛岡からオリンピックへ」と公言し、強い母校愛を抱く吉田選手に後輩たちからのメッセージを見てもらいました。 (メッセージビデオ) 「ラグビー部の主将です。自分たちも全国大会で頑張るので、雪乃選手も世界で活躍できるよう頑張ってください」 「スケート部・部長の宮﨑龍生です。(有原柚です) 雪乃さんは連戦が続くと思いますが体のケアをしっかりして、ぜひオリンピックでメダルを取って頑張ってきてほしいです。自分たちも東北大会インターハイ等、大きな大会があるので頑張ります」 (吉田雪乃選手) 「ふふふ…嬉しいですね」 (どうですか、後輩たちが吉田選手のことを誇りに、そして励みにしてる姿が、 本当によく伝わってきたんですけど) 「いや、そう思っていただけてるっていうのが本当に自分にとっても嬉しいですし、逆に私が高校生から元気をもらっているので、本当に恩返ししたいなっていう 気持ちでいつも頑張ってるので嬉しいです」 様々なサポートと強い決意で目標に突き進む吉田選手。 W杯2連覇という最高の滑り出しにも慢心することはありません。 (吉田雪乃選手) 「世界との差っていうのは色んな大会で身についてきたものではあるので、その差をどれだけ埋められるかっていうのと。あとは自分の欠点だったり逆にいいところを見つけてそこを伸ばせていけるように、これから努力しなければいけませんし。 努力してオリンピックでメダルを取れたらいいなと思ってます」
来週、八戸市で開幕するスピードスケートの全日本選手権に向けて調整に余念がありません。 最後にテレビをご覧の皆さんへメッセージをもらいました。 (吉田雪乃選手) 「いつも本当に応援ありがとうございます。皆さんからおめでとうと声をかけてくださるのが本当に何より自分にとって頑張れる原動力になっております。その皆さんに少しでも恩返しできるように頑張りますので応援よろしくお願いします」
IBC岩手放送