まさかの新エンジン[SKYACTIV-Z]発表!! 決算発表から分かったマツダのすげえ内燃機関魂とは?
■次期型マツダ3に搭載か?
さて、具体的にSKYAKTIV-Zはどんなクルマに積まれるのか。直列4気筒だからスモール商品群となるが、2027年登場という時期を考えると、2025年に登場するはずのCX-5は候補から落ちるということになる(こちらはこちらでマツダ独自のハイブリッドが楽しみだが)。 ベストカーWebは、2024年夏にマイナーチェンジしたばかりのマツダ3の、3年後のフルチェンジ版が有力と考えるがどうだろうか。マツダ3は、前作SKYACTIV-Xのローンチモデルとなったクルマだが、あえて同じクルマに新型エンジンを積み、名誉挽回を図るというのはマツダらしくもある。 なお、マツダは決して純内燃機関だけに固執しているのではないということも記しておきたい。 今回の決算説明でもマツダは、パナソニックやAESCとの提携によって2030年のバッテリー供給に目途がついたこと、マツダ初のBEV専用プラットフォームを使ったクルマが、これまた2027年にデビューすることなども予告している。 何をやるにしても「どうせやるなら自分らしく」と考えるマツダは、実に清々しく、見ていて気持ちがいい。ぜひともSKYACTIV-Zで、「エンジンも捨てたもんじゃねえだろ!」という姿を、世界に見せてつけてほしい!