ヤマダHD、テスラ製の家庭用蓄電池「パワーウォール」の販売を開始
ヤマダホールディングス(HD)は24日、傘下の家電量販店「ヤマダデンキ」でテスラの家庭用蓄電池「パワーウォール」の販売を始めたと発表した。同社によると、家電量販店が同製品を取り扱うのは初めてという。価格競争力のある商品を投入し、蓄電池需要を開拓する。 テスラジャパン(東京都港区)からパワーウォールの供給を受ける。施工はテスラの認定販売施工会社が担う。 パワーウォールは13.5㌔㍗時の蓄電容量を持つ。ヤマダHDによると、同程度の容量の蓄電池の場合、工事代込の価格は250万円前後(消費税別)だという。一方、パワーウォールは200万円を切る水準だ。費用対効果の高さから太陽光発電設備などを持つ家庭に売り込めると判断し、取り扱いを決めた。 ヤマダHDは「世界的に知名度のあるブランドであり、信頼性も高い。それを活かし、販売に弾みをつけたい」とコメントしている。