【下関ボート(ナイター)SGチャレンジC】定松勇樹 特別インタビュー GP2nd入りへ 強い意思で「結果を出す」/11月19日開幕
変わらぬチャレンジャー精神
――逆に成長したと感じている部分は? 「一番思うのはメンタルですかね。走れば走るほど、いい意味で心の余裕ができていると思います。経験が少ないと、そわそわしてしまうじゃないですか。そうならずに、落ち着いてレースができているのかなと思います。それに今年はエンジンの調整もうまくいって、人より下がるようなことがなかった。エンジンは出せていると思う。調整面でも成長できていると思います」 ――SGで優勝したことによる心境の変化もありますか? 「特に変わってはいないですけどね。(優勝する前と同じように)常に挑戦する気持ちで、毎節毎節が勉強だと思ってレースへ行っています。大きな大会では師匠の(峰)竜太さんと一緒に出場することも多くなったし、開催中にはちょこちょこアドバイスをもらっています」 ――その峰選手は賞金ランク5位で年末のグランプリ2nd入り(賞金6位まで。1stが免除のシード権)の圏内。定松選手は10位です(11日現在)。 「できることなら、師匠と一緒に2ndから迎えられたら一番いいんですけどね。それも視野に入れてチャレンジカップで結果を出せたらと思います」 ――ただグランプリ1st入り(賞金7~18位が出場)は当確。栄えあるグランプリ初出場です。 「まあ、まずは行ってみないと感じられないものもあると思うので…。経験というか、まだまだ学ぶことばかりだと思います」
デビュー初Vの下関
――今大会次第ではグランプリへ勢いづきます。しかも下関は、デビュー初優勝の水面。あの初優勝は、チルトをハネて4カドから一撃という実に見応えあふれるレースでした。 「だからと言って得意な水面とまでは言えないんですよね。でも、イメージがすごく悪いようなことは全くないですよ」 ――最後に意気込みをお願いします。 「グランプリに向けて賞金を上積みしたいですし、この下関は勝負のレースだと思っています。結果を出せるようにではなく、結果を出しにいきます」