【阪神】昨季新人王&MVP受賞の村上頌樹がまさかの3回5失点で降板 自責点「1」ながら要所でDeNA打線防げず
◇プロ野球セ・リーグ 阪神ーDeNA(2日、京セラドーム) 昨季新人王とシーズンMVPを受賞した阪神の新しい顔・村上頌樹投手が今季初のマウンドに上がりましたが、3回65球、7安打5失点で降板する結果となりました。 【画像】優勝パレードで手を振る阪神・村上頌樹投手 京セラドームでDeNAとのホーム開幕戦を迎えた一戦。 村上投手はDeNAの先頭・度会隆輝選手にいきなりフォアボールを許し、ランナーを出します。続くオースティン選手はセンターフライに打ち取りますが、3番・佐野恵太選手がライトへポテンヒット。1アウト1、3塁となります。 ここで迎えるバッターは4番・牧秀悟選手。その4球目、フォークボールをはじいた打球はサードゴロの当たり。しかし、サードの佐藤輝明選手がこれをファンブル。不運な形で1点を失います。 なおもピンチは続き、2アウト満塁の場面。打席には7番・山本祐大選手。8球粘られると、9球目のストレートをとらえられると走者一掃の3ベースヒットに。昨季初回に失点のなかった村上投手はいきなり4点を失う苦しい立ち上がりとなります。 2回は無失点に切り抜けた村上投手でしたが3回に再びピンチを迎えます。 2者連続ヒットを許し、1アウト満塁となった場面でバッターボックスにはルーキーの石上泰輝選手。迎えた2球目、フォークボールを捉えた打球はボテボテの当たり。これを阪神のファースト・大山悠輔選手がホームへと送球しますが、ほぼ同時に3塁ランナーの牧選手がかえり、アウトの判定。ここで三浦大輔監督がリプレー検証を要求。その結果判定は覆りセーフの判定、追加点を許しました。 村上投手は自責点「1」ながら試合を作れず、3回で降板する形に。3回65球を投げ、7安打5失点という内容でした。