【住之江ボートSGグランプリ・カウントダウン】池田浩二「グランプリに出られるということは…」
◇6位・池田浩二(46=愛知)4年連続15回目 今年の優勝は2月の蒲郡G1東海地区選と、一般戦3回の4V。それでもSGでは尼崎グラチャン、まるがめメモリアル、下関チャレンジカップの3大会で優出。G1も5優出という活躍だ。「スランプもなく順調に走れたと思う。グランプリに出られるということは、コンスタントに走れたということ」と淡々と振り返る。 46歳とマスターズ世代に突入したが、2023年前期から5期連続で勝率8点台とハイレベルで安定している。「特に秘訣はないよ。1期、走り終えて気が付いたら8点だった、という感じ。ただ体は年々、劣化している。大時計はデイレースの方が見やすいし、特にヒザは悪い」と明かす。 SG初出場は2000年の蒲郡オールスターで、グランプリ初出場は2002年。年齢は20代前半だった。「SGやグランプリへの思いも変わってきたよね。若い頃は強い選手をやっつけたいっていう闘志があったけど、今はSGに出たら、それで納得している部分もある」。 気持ちを前面に押し出すことはなくなった。ただ、ボートレーサーである以上、頂点=賞金王を目指すという〝生きざま〟は変わらない。静かに…、そしてクールに3回目のグランプリ制覇に挑む。
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