内島萌夏 世界7位ジェンに屈し東レPPOベスト8ならず、中盤から8ゲーム連取許す<女子テニス>
東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2024
女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2024(日本/東京、ハード、WTA500)は24日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク57位の内島萌夏は第1シードのジェン・チンウェン(中国)に5-7, 0-6のストレートで敗れ、ベスト8進出とはならなかった。 【石井さやか、ジェンら 東レPPO組合せ】 初の顔合わせとなった両者。内島は1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した15歳で世界ランク633位のM・ストイサブリェビッチ(イギリス)をフルセットで破り、2回戦に進出した。一方、今大会は上位4シードが1回戦免除のためジェンはこの試合が初戦となる。 2回戦、内島は第3ゲームで先にブレークを許したものの、直後の第4ゲームでブレークバックに成功しイーブンに追いつく。その後は互いにサービスゲームのキープが続くが、ゲームカウント5-5で迎えた第11ゲームでこのセット2度目のブレークを許すと、ジェンのサービング・フォー・ザ・セットとなった第12ゲームでは、セットポイントで内島のリターンが大きくアウトになり第1セットを落とした。 第2セット、流れを戻したい内島だったが、世界ランク7位で今年のパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)シングルス金メダリストのジェンの勢いを止めることができず。第1・第3・第5ゲームで連続ブレークを許し、6ゲームを連取され1時間15分で力尽きた。 勝利したジェンは準々決勝で第8シードのL・フェルナンデス(カナダ)と対戦する。フェルナンデスは2回戦で世界ランク68位のV・グラシェバ(フランス)をフルセットで下しての勝ち上がり。 同日には2020年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)女王のS・ケニン(アメリカ)や、第3シードのD・カサトキナ、第9シードのK・ボールター(イギリス)がベスト8入りしている。