「火を付けた可能性ある」 東京観光中に放火疑い、米国籍の男を再逮捕 連続不審火関与か
飲食店のごみ箱に火を付けたとして、警視庁捜査1課は12日、非現住建造物等放火の疑いで米国籍の男(18)を再逮捕した。調べに対し「私が火を付けた可能性はある」と供述している。 再逮捕容疑は10月21日午後11時半ごろ、東京都中央区日本橋人形町で、路上に置かれていた飲食店のごみ箱にライターで火を付け、店の通風孔の一部を焼損させたとしている。けが人はなかった。 捜査1課によると、男は当時、家族と観光目的で来日していた。犯行に使われたライターについては「趣味で持ち歩いていた」と説明しているという。 事件当日には中央、墨田両区で不審火が相次いでおり、同課は中央区内のマンションで資源回収用コンテナが焼損した事件に関与した疑いで10月に男を逮捕。別の事件にも関与したとみて追及する。