新幹線で会話していたら「うるさい」と怒られ…どうすればよかった?
「新幹線での会話、どこまで許せる?」という発言小町のトピ。トピ主さんは地声が大きいそうで、新幹線で前の方を怒らせてしまい、自己嫌悪に。新幹線での会話、どこまで許せますか?というものでした。 私も「自覚以上に」声が通ってしまうので困ることが多々あります。子どもを叱るとき、窓が少しでも開いていようものならご近所中に響いているようです。リアクションも大きめなので、おいしいものを食べて「おいしい!」と言って、子どもに「しーっ」と言われたのはショックでした。 その昔、あるアナウンサーの先輩によると、バラエティー番組でのナイショ話の役を「声が通り過ぎる」という理由で交代させられたこともあったそう。 さて、新幹線。トピ主さんも、大声で話しているつもりはきっとなかったと思います。何か指標があるといいですよね。私がいつもイメージしているのは、公共の場では、「周りに妊婦さんがいる」と思って過ごすということです。大きい声、強い匂いは控える。あとは、話の内容です。 妊娠中はいつも以上に心も敏感になってしまうことが多いと言われています。私自身、普段なら流せることを引きずってイライラ……という経験がありました。誰かの悪口、デリカシーや品のない会話など、それを聞いて嫌だなと思う人がいるような内容は、公共交通機関では控えたいですよね。 子どもたちにも同じ話をしています。妊娠が自分ごとではない年齢ですが、ふんわりとでも知っておくこと、イメージしてみることも大事かなと思い、話しています。公共の場では、少しの想像力をいつも携えておく……。だから家では大声で「おいしい!」と叫んでもいいじゃないか、子どもたちよ。(日本テレビ社員・絵本専門士 杉上佐智枝)