大分の青の洞門、落石で通行止め 岩盤風化し樹木の根入ったか
大分県指定史跡、青の洞門(中津市本耶馬渓町)で、岩盤の一部が落下したため、洞内を通る市道が通行止めになっている。けが人はいなかったが、歩道沿いの防護柵が破損した。 11月30日午後5時半ごろ、観光客が110番して判明。落下した岩盤は高さ約2・5メートル、幅約2メートル。市は同7時半過ぎから、看板を設置するなどして約750メートルの区間を通行止めにしている。 2日午前には市職員らが現場を調査。落下の原因としては、風化した岩盤に樹木の根が入った可能性があるという。市は今後も調査を進め、原因の特定や安全性の確認が取れるまでは現場の通行止めを続ける方針。【石井尚】