奈緒、“レタス頭”な髪色挑戦に「結構いいんじゃないかな(笑)」松田龍平とW主演<東京サラダボウル>
奈緒と松田龍平がダブル主演を務める、2025年1月7日(火)スタートのドラマ10「東京サラダボウル」(毎週火曜夜10:00-10:45ほか、NHK総合ほか)の完成披露試写会見が、12月10日に東京・NHK放送センター内で行われ、奈緒、松田龍平、制作統括の家冨未央氏が登壇した。 【写真】会見中も笑顔で和やかな雰囲気の奈緒と松田龍平 ■異色のコンビが“言葉”と“心”に向き合うストーリー 本作は、漫画「クロサギ」の作者・黒丸が描いた新作「東京サラダボウル―国際捜査事件簿―」をドラマ化。今やおよそ70万人の在日外国人が暮らし、異なる言語、食、文化が同居する“サラダボウル”の東京を舞台に、“ミドリ髪”の国際捜査の警察官・鴻田麻里(奈緒)と“ワケあり”の通訳人・有木野了(松田)のコンビが異国で生きる葛藤に出会い、日本社会からこぼれ落ちそうな人生を拾っていく姿を描く。“一つの言葉”への理解が、“誰かの人生”への理解につながるかもしれないという、“言葉”と“心”に向き合う社会派エンターテインメントとなっている。 ■奈緒「検証を重ねてこの色にたどり着きました」 会見に印象的な緑色の髪で登場した奈緒は、その髪形について聞かれると「このサラダボウルの原作で、“レタス頭”というのはとても大切な鴻田さんのパーソナルな部分にすごく関わってくるビジュアルの一つだったので、“レタス頭”をどういう色にするかということも検証を重ねてこの色にたどり着きました。初めて全頭・緑という、実際に地毛を緑に染めて挑戦させていただきました」とこだわりの髪色だと明かした。 さらに、自身の緑髪について「結構いいんじゃないかなって思ってます(笑)。最初は緑というと挑戦的なカラーになるかなと思っていたんですけど、思いのほか、緑がなじんでるというふうにたくさんお声を頂いているので、ホッと胸をなで下ろしています」と笑顔を見せた。 ■松田龍平「(奈緒は)初日からめちゃくちゃ居心地がいい」 ドラマ内では、鴻田と有木野が“胃”の合うコンビになっていくことにちなみ、実際に現場で気が合うなと思ったことについての質問も。松田は「気が合ってるのか、奈緒さんが合わせてくれているのか分かんないんですけど」と前置きしつつも、「めちゃめちゃ居心地がいい。本当に初日から」と回答。すると奈緒は即座に「ありがとうございます、うれしいな」と和やかな雰囲気に。 続けて、奈緒は「私も最初に本読みで龍平さんの隣の席だったんですけど、『よろしくお願いします』とあいさつをしたら、龍平さんが『あれ…台本忘れたな』って(笑)。今から本読みするのに『台本忘れた』って仰ってて、何かすごく気が合いそうだなってその時に思いました(笑)」と明かし、「最初から緊張しないというか。きっと龍平さんがそういう空気を…あれ(台本忘れ)もきっと緊張しないようにそうして下さったんだと思います」と話すと、松田は「そうです」と迷いなく返し、会場は笑いに包まれた。 最後に、奈緒は「毎回お話の中でいろんな国の方たちとご一緒して、その国に焦点を当てた回が重ねられていくので、知らないことを知れるということが皆さんにお届けできるこの作品の一つの魅力なのかなと思っています。何か一つでも知らないことを知ることで、明日の自分が今日の自分よりも少しでも優しい方向に向かえるんじゃないかと。このドラマを見ていただくことで“優しい明日”につながると私は思っているので、そういうふうに見ていただけたらうれしいです」と丁寧に言葉を紡ぎ、アピールした。