【川崎スパーキングスプリント】1番人気のプライルードが重賞3勝目 本田重「馬の力に助けられました」
川崎競馬場で11日に行われたSⅢ第4回川崎スパーキングスプリント(4歳上、900メートル)は1番人気のプライルード(牡5・藤田輝)がスタートを決めると好位のインで運び、内で粘るエンテレケイアとの接戦を制し、重賞3勝目を挙げた。勝ちタイムは53秒4(稍重)。アタマ差の2着に2番人気のエンテレケイア(牡6・小久智)、さらに1馬身半差の3着に4番人気のティアラフォーカス(牡5・宗形竹)が入った。上位2頭は7月18日のSⅡ習志野きらっとスプリント(船橋1000メートル)への優先出走権を獲得した。 殊勲の本田重は「2着の馬もとても強くてあまり差はなかったですが、頑張ってくれました。今日は勝たなきゃいけない気持ちが強かったので勝ててホッとしています。スタートに不安はありますが、いい位置で競馬ができました。決してうまく乗れたわけではなく馬の力に助けられました」と、パートナーの走りをたたえた。今後は優先権を得たSⅡ習志野きらっとスプリントを視野に入れる。
東スポ競馬編集部