フードライターも夢中になる「焼き豚足」とは? 大阪発串焼きの名店が三軒茶屋に登場
食通が見いだした、今月の新店
新しいお店がどんどん出店し、ますますの盛り上がりを見せる飲食業界。「気になる店が多すぎてどこの店に行ったらいいかわからない!」という人も多いのではないでしょうか。そこで、グルメ情報に精通している方々に、最近訪れた新店に関するアンケートを実施。特に注目している「今月の新店」について教えていただきました。 今回は、フードライターの森脇慶子さんが推薦する、大阪・鶴橋発の串焼き店を紹介します。
教えてくれる人|森脇 慶子
「dancyu」や女性誌、グルメサイトなどで広く活躍するフードライター。感動の一皿との出合いを求めて、取材はもちろんプライベートでも食べ歩きを欠かさない。特に食指が動く料理はスープ。著書に「東京最高のレストラン(共著)」(ぴあ)、「行列レストランのまかないレシピ」(ぴあ)ほか。
今月のベストワン
Q. 直近で行った新店の中で、特におすすめしたいお店を教えてください A.「鶴橋 串焼き 松よし」です
大阪「鶴橋串焼き 松よし」の東京第2号店となるこちらのお店。値段が手頃でアラカルトメニューも多く、使い勝手がいいですね。
Q. 「鶴橋 串焼き 松よし」でおすすめしたいメニューを教えてください A. 「和牛串(ごま塩)」480円、「牛タン刺し」1,280円、「焼き豚足」780円(大)です
印象に残ったのは「和牛串」のごま塩。肉肉しさが魅力です。「牛タン刺し」は、半生のように見えますが、低温調理されていて、しっとりと柔らかくタレもまずまず。
串以外ですが、豚足もおすすめ。タレ焼きの「焼き豚足」780円(大)/480円(小)と、ゆでてそのままの「トロトロゆで豚足」480円の2種があり、ここならではの味という意味では焼き豚足。タレが絶妙においしい。甘さは控えめで、どこかカラメルのようなほろ苦さを少し感じさせ、後を引きます。焼いた香ばしさとトロトロの食感という相反する食味の妙も魅力。ボリュームありそうですが、骨の部分も多いので、一人でもぺろりといけそう。一人でこれと串を2~3本で一杯やって帰るのもあり。