チェルシーのマレスカ監督、リーグタイトル争いは時期尚早?理由はライバル指揮官の在任期間「準備ができていない」
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督は、同クラブがプレミアリーグのタイトルを争うには時期尚早と考えている。プレミアリーグ第7節ノッティンガム・フォレスト戦前の会見に出席したマレスカ監督は、コメントを残した。イギリス『Sky Sports』電子版が伝えている。 【動画|September Goals of the Month!】チェルシー、9月のクラブ全体のゴールを振り返る 現在公式戦5連勝中のチェルシーは、プレミアリーグで4勝1分1敗の勝ち点13で4位につけ、首位リヴァプールとは2ポイント差と好位置につけている。 今シーズンより就任したマレスカ監督の下、長期的な成功を目指すチェルシーだが、同監督は現在のチームがリーグタイトルを争うには時期尚早と考えており、その理由にライバルチームの監督の在任期間を挙げている。 「マンチェスター・シティやアーセナルと競争できるとは思えない。本当にそう思うし、我々は準備ができていない。その理由としてシティは9年間、アーセナルは5年間、同じ監督が指揮を執っているからだ。重要な試合で競いたいなら、時間が必要だ」 「(UEFAチャンピオンズリーグの)アーセナル vs パリ・サンジェルマンの試合後、ルイス・エンリケ(PSG監督)は『アーセナルは5年間同じ監督が率いてきたが、(PSGは)1年半という違いがある』と語っていた」 「そして我々(チェルシー)は3カ月だ。これは大きな違いで、あのクラブ(マンチェスター・Cとアーセナル)と競争できないと確信している。目標は向上し、ゆっくりと彼らに近づくことだ。しかし、現時点ではまだその準備ができていない」 実際アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、2019年12月に同クラブに就任すると2022-23シーズンからはマンチェスター・Cとの優勝争いを演じており、その差を着実に埋めている。マレスカ監督も就任3カ月で、すでに自身のスタイルを浸透させつつあり、今後のチェルシーに期待がかかる。