3M、管理職に週3日の出社要請-寛大な在宅勤務方針巻き戻しへ
(ブルームバーグ): 日用品・工業品メーカー大手の米3Mは、管理職をオフィスに呼び戻し、在宅勤務に寛大だった方針を巻き戻す。
3Mの広報担当者によれば、「コラボレーションの日」としてディレクター以上の管理職に火-木曜の3日間オフィス出勤を求めるが、義務ではないという。ディレクター以下の従業員については任意となる。
新たな出社方針は来月から導入され、まずは米ミネソタ州にある3M本社から50マイル(約80キロメートル)以内に住む従業員が対象となる。その後時間をかけて現地の労働法に従いながら世界的に適用を広げていくと、広報担当者は説明した。同社の従業員数は世界で8万5000人に上る。
過去3年間にわたり、同社の内勤従業員は上司に相談した上で、大部分をリモート勤務で行う自由が認められていた。
原題:3M Ends Remote-Friendly Policy by Asking Bosses Back Three Days
(抜粋)
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Matthew Boyle, Kiel Porter