<春に挑む・’23センバツ海星>OB永江さん後輩を激励 元埼玉西武ライオンズ /長崎
第95回記念選抜高校野球大会に出場する海星のOBで元埼玉西武ライオンズの永江恭平さん(29)が16日、母校の選手たちを激励した。 永江さんは海星3年生だった2011年夏の甲子園に出場。卒業後にドラフト4位で西武に入団し、20年まで内野手としてプレーした。 長崎市宮崎町のグラウンドを訪れた永江さんに対し、平尾幸志郎選手(2年)は「インコースを攻められたら、どう打てばいいか」と質問。永江さんは「インコースに意識がいくと甘い球も打ち損じる。きれいに打とうと思わず、『ヒットになれば良いな』くらいの意識で」と助言した。 永江さんは「後輩たちは真面目でかわいい。センバツで活躍している姿を見るのが楽しみだが、あまり勝敗にこだわらず楽しんでほしい」と語った。平尾選手は「打席での視点が変わった。教えてもらったことを意識して練習に励みたい」と話した。【松本美緒】 〔長崎版〕