ニューヨーク出身ナヴァッロ 四大大会初のベスト4、元世界2位バドサにストレート勝ち<女子テニス>
全米オープン
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間4日(現地3日)に女子シングルス準々決勝が行われ、第13シードのE・ナヴァッロ(アメリカ)が第26シードのP・バドサ(スペイン)を6-2, 7-5のストレートで破り、四大大会初のベスト4進出を果たした。 【シフィオンテク、サバレンカら全米オープン組合せ】 ニューヨーク出身で23歳のナヴァッロは今季、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で四大大会初のベスト8進出を果たすと、今大会は4回戦で昨年女王のC・ガウフ(アメリカ)を破り、グランドスラム2大会連続となる8強入りを決めた。 準々決勝、ナヴァッロはファーストサービスが入ったときに71パーセントの確率でポイントを獲得。バドサのブレークを2度に抑えた。また、ネットポイントでは5度のチャレンジでいずれもポイントに繋げるなど冴えたプレーを見せ、5度のブレークに成功。1時間12分で快勝となった。 ナヴァッロは今回の勝利により、全米オープン終了後の世界ランク更新で自身初となる世界ランクトップ10を記録することが決定。昨年9月時点では61位だったランクが1年で大きく上昇した。 準決勝では第2シードのA・サバレンカと第7シードのジェン・チンウェン(中国)のどちらかと対戦する。 敗れた元世界ランク2位のバドサは四大大会初のベスト4入りとはならなかった。