【巨人】松井秀喜氏「前を向いていく姿を石川県人の1人として応援してきたい」被災した故郷への思い語る
10日から第3クールが始まる巨人春季キャンプで臨時コーチを務める松井秀喜氏が、キャンプ地宮崎に到着。元日の能登半島地震で甚大な被害を受けた故郷・石川への思いを語りました。 石川県能美市出身の松井氏は星稜高卒業後、1992年にドラフト1位で指名を受けて巨人へ入団。その後は海を渡りMLB・ヤンキースなどでプレーしました。 高校まで過ごした故郷・石川を襲った元日の能登半島地震には「小さい時から見ていた景色はやっぱり記憶に残っている。それが変わってしまったのは私自身もショックを受けています」と思いを口にします。 「(被災した方々へ)かける言葉が見つからない」と沈痛な思いを述べた松井氏は、「街の人たちが立ち上がって復興していく、前を向いていく姿を石川県人の1人として応援してきたい」と地元へエールを送りました。 阿部慎之助監督が名前の由来となっている山瀬慎之助選手(かほく市)や昨季、ソフトバンクから加入した泉圭輔投手(金沢市出身)といった同郷の選手も在籍。6年ぶりとなる古巣の臨時コーチは、4日間行う予定です。 第3クールは11日に1軍の紅白戦、翌日に2軍と3軍の紅白戦が実施されるなど、より実戦形式の練習が行われる予定です。