【天皇杯】神戸が富山下してルヴァン杯のリベンジ果たす 宮代大聖とJパトリッキがゴール
<天皇杯:神戸2-0富山>◇12日◇2回戦◇ノエスタ ヴィッセル神戸がJ3カターレ富山を下してルヴァン杯でのリベンジを果たし、3回戦に駒を進めた。 5月22日のルヴァン杯3回戦でPK戦の末に富山に敗れていた神戸は、MF扇原貴宏(32)、FW宮代大聖(24)、佐々木大樹(24)といった主力を先発に起用。前回対戦でメンバーに入らなかったFW大迫勇也(34)や武藤嘉紀(31)、MF山口蛍(33)、DF酒井高徳(33)もベンチに入った。 先制したのは神戸。15分、MF井手口陽介(27)のスルーパスに抜け出したMF飯野七聖(27)が右からマイナスのクロスを入れると、ゴール前に走り込んだ宮代が相手を見て巧みなターンから左足で決めた。ルヴァン杯のPK戦で1人目のキッカーを務めて失敗していた宮代が、悔しい思いを結果で返した。 その後は富山ゴールに迫りながらも追加点が奪えずにいた神戸だが、後半15分にそれまでチャンスをものにできずにいたMFジェアン・パトリッキ(27)が左足で流し込んで2点目。後半途中からは大迫、山口、酒井も投入して強度を高め、富山を寄せ付けなかった。 前回は勝利した富山だったが、この日は力負け。前半34分の絶好機でシュートを外したことも響き、J1王者相手に連勝はならなかった。