エア・ドゥ、最終黒字3期連続=24年4-9月期
エア・ドゥ(ADO/HD)の2024年4-9月期決算は、純利益が31.2%減の30億円で、減益となったものの、中間決算としては3期連続の黒字となった。2025年3月期の業績見通しは、営業収入を上方修正し、営業利益と経常利益をそれぞれ下方修正した。 【写真】エア・ドゥの歴代制服フライト 4-9月期の営業収入は前年同期比1.2%増の278億3800万円、営業利益は28.6%減の32億1800万円、経常利益は28.4%減の31億2400万円。営業費用は7.1%増の246億1900万円で、このうち事業費は8.2%増の224億400万円となり、販売費及び一般管理費は3.4%減の22億1500万円となった。 全日本空輸(ANA/NH)とのコードシェア分を除いた旅客数は、0.7%減の126万443人、提供座席数は0.7%減の154万5000席、ロードファクター(座席利用率、L/F)は0.1ポイント上昇し81.5%だった。 2025年3月期の業績見通しは、前回5月29日発表から営業収入を上方修正し、営業利益と経常利益を下方修正した。営業収入は当初見通しから3億円上方修正し528億円、営業利益は18億円(3億円下方修正)、経常利益は17億円(3億円下方修正)で、営業利益率は0.6ポイント低下の3.4%を見込む。
Yusuke KOHASE