タイトル男だ!神戸FW宮代が天皇杯決勝に続くJ1・V弾「今年はゴールを取ることを意識」
◇明治安田J1リーグ最終節 神戸3-0湘南(2024年12月8日 ノエスタ) 天皇杯決勝に続き、神戸のFW宮代がタイトル決定弾を決めた。 前半26分にこぼれ球を詰めて先制点。今季11得点目で「天皇杯と一緒で誰でも決められる得点だったけど…みんなに感謝ですね。今年はゴールを取ることを意識はしていました」と胸を張った。 川崎Fから今季完全移籍で加入。センターフォワードやサイドアタッカーではなくインサイドMFが主戦場になりシーズン終盤には公式戦4戦連発を達成するなど武藤と大迫に次ぐスコアラーに成長した。 「得点を取らせられる選手になることも必要。そういう余裕が出てくれば、もう一段階上にいける」。目指す海外移籍へ向けても一層、意気込んだ。 ≪大迫は黒子に徹した≫大迫がダメ押し弾をアシストし、勝利をたぐり寄せた。2―0で迎えた後半25分。ペナルティーエリア内から絶妙のパス。MF扇原の今季初ゴールとなる会心のミドル弾を演出した。前半43分にも貴重な追加点に絡んだ。「今シーズンに限っては、僕がチャンスメークに回る回数ってのが多くなった。どこからでも点を取れるチームができた」と胸を張った。今季は11得点ながらアシスト数は9。チームのために前線で体を張り続けた。