女子ゴルフ・小祝さくら、2位集団に6打差つけ首位独走 「ティーショットの集中力」持続しV狙う
◇23日 女子ゴルフ アース・モンダミンカップ第4日(千葉県袖ケ浦市、カメリアヒルズCC) サスペンデッドとなっていた第3ラウンドをコースコンディション不良のため13時に遅らせて再開して終了。24日に最終ラウンド18ホールを実施することになった。第3ラウンドを終えて、小祝さくら(26)が通算15アンダーまで伸ばして独走態勢に入った。 午後1時、8番ティーからプレーを再開した小祝は、7番までに3バーディーの前日(22日)の勢いそのままに、まずは残り75ヤードをピンそば1メートルにつけるバーディーで発進。「昨日から今日にかけて時間もあったけど、流れを変えずにスコアを伸ばせてよかった」と語った。 後半インコースに入っても10番で4メートルを決めると、14番で3メートル、15番で4メートルを沈めて、前日午後5時ちょうどのスタートから”所要23時間”の第3ラウンドを65のベストスコアで終えてみせた。「今朝は3時起き。眠くて朝の練習中はあくびが止まらなくて眠気がすごかった」と苦笑いしたが、足のケアを受けたり、風呂場で仮眠をとったりしながらプレー再開を待っていたと、こともなげに話した。 2位集団に6打の大差をつけて迎える月曜の最終日。「でも、まだ1ラウンドある。最後まで分からないところはありますし、このコースはティーショットが鍵になると思う。ティーショットの集中力だけは最後まで続けてプレーしたい」。ライバルたちにスキは見せたくない。
中日スポーツ