看護の道へ決意新たに 看護専門学校で誓詞式 岐阜市
岐阜市の岐阜市立看護専門学校で20日、臨床実習を前にした学生が誓詞式に臨み、看護師を目指す決意を新たにしました。 誓詞式には、今年4月に入学した1年生35人が出席しました。 式では、近代看護の発展に力を尽くしたナイチンゲールの像が手にするろうそくの火を、学生が持つろうそくに分けていきました。 これは、ナイチンゲールがクリミア戦争の際に、暗い夜にろうそくを灯して看護にあたったことに由来し、看護師の精神を受け継ぐ思いが込められています。 その後、看護師の心構えを示すナイチンゲール誓詞を斉唱しました。 谷川原徹哉学校長は「今後、困難に直面した時は この誓詞式の決意を思い出してほしい」とあいさつしました。 柴橋正直市長は「さらに学びを深めて経験を積んでほしい」と激励しました。 また、上級生からは「同じ学校の仲間として一緒に頑張っていきましょう」と呼びかけがありました。
学生たちは今後、市民病院での臨床実習などに臨みます。