日鉄物産、4年ぶり「感謝の集い」に600人参加
日鉄物産は21日夕、パレスホテル東京で4年ぶりとなる「感謝の集い」を開催し、取引先287社・496人や日鉄物産幹部を含め約600人が参加した。 冒頭挨拶した中村真一社長は、日本製鉄の子会社となり「大きなステップアップの局面だと受け止めている」とし、日鉄と重要な経営、営業、技術情報を共有できるようになった意義を強調。一方、これまで取り組んできた仕入れの多様化についても「日鉄の了承のもと、お客さまのニーズに応え、これまで以上に多様化していく」と述べ、中核商社として日鉄の高級鋼材販売に力を入れながら、顧客ニーズに応じ幅広く商品を取り扱っていく考えを示した。 乾杯の挨拶に立った越川和弘取締役専務執行役員は「今日は新潟や北陸からもお越しいただきありがとうございます」と感謝を述べ、石原秀威副社長が三本締めで中締めの挨拶を行った。 ロゴ入りスチールカップ作成 感謝の集いで「缶謝」を―。日鉄物産はコーポレートロゴを入れたスチールカップを製缶メーカーに依頼し作成、来場者へお土産としてプレゼントした。 スチールカップは乾杯挨拶をした越川専務が披露するとともに場内で展示。会場では日鉄のブリキを使用したスチール缶ビールもふんだんに振る舞われ、缶の魅力を味わう機会となった。