ネットで副業検索したら…1年にわたり電子マネー290万円だまし取られる 西宮の55歳会社員
4日午後、兵庫県西宮市の会社員男性(55)が「電子マネー約290万円分をだまし取られた」と県警西宮署に届け出た。約1年にわたり、インターネットで知り合った何者かに数万円ずつを詐取されていたという。 【写真】「それ詐欺ですよ」新人タクシー運転手、客乗せたまま交番へ ピンときた! 会話で確信 同署によると昨年11月ごろ、男性はネットで副業について検索し「メールやチャットをすれば支援金が受けられる」という内容の広告を発見。会社社長の女性や給付金担当を名乗る何者かとLINE(ライン)でやりとりを始めた。その後、システム登録料などの名目で昨年12月~今年10月に100回以上、大阪市内の複数の家電量販店で電子マネーカードを購入し、ラインでカードの利用番号を伝えていた。 男性は10月に家族に相談して詐欺の可能性を指摘されたが、警察には通報せず、これまでに払った金額の返還を相手に要求。手続き費の名目でさらに3万円を払ったが1円も返ってこなかったため、再び家族に相談し署に届け出たという。