「新型コロナに加え、インフルエンザが大流行」最大9連休が明け、感染拡大を危惧…年末年始、病院は多い日で約130人の患者
長野県内の官庁や企業の多くはきょう1月6日が「仕事始め」。決意を新たに1年が始まりました。一方、諏訪市の病院では、インフルエンザの流行を受け、多くの患者が受診するなど年末年始も対応に追われました。 1月6日の長野駅前。多くの人が気持ちを新たに職場などに向かいました。最大9連休となった年末年始。どう過ごしたのでしょうか。 男性会社員(20代): 「初詣で伊勢神宮に行ってきました。スノボードも行ってきました。9連休のおかげでだいぶ充実しました」 男性団体職員(50代): 「学生で東京に行っている子どもも帰ってきたので家族でゆっくり過ごすことが出来ました」 男子大学生: 「年末年始は基本バイトをやったり、友達と遊んだり、初詣行ったりしました」 女性保育士(30代): 「姉妹、兄弟たちが帰省していたので、一緒に実家で過ごしました。ちょっと休みが長かったので切り替えができるかなと」 官庁や企業の多くは1月6日が「仕事始め」。 諏訪市の諏訪赤十字病院は、インフルエンザの流行を受け、多い日で約130人の患者が受診するなど年末年始も対応に追われました。ほとんどが発熱患者でした。 諏訪赤十字病院・梶川昌二病院長: 「新型コロナウイルス感染症に加え、今季はインフルエンザが大流行しています。正月明けの感染拡大が危惧される。手洗い、うがい、マスクの着用を引き続きしっかりしてもらいたい」 県庁も「仕事始め」。 長野県・阿部守一知事: 「今年のキーワードは寛容と革新。寛容性の高い社会、いろんな方たちの様々な多様な価値観を受け入れられる社会でありたいと思いますし、これまでの蓄積は大事にしながら、未来に向けて新しいチャレンジをどんどん進めていただきたい」 阿部知事は人口減少対策に本格的に取り組む方針を示しました。 会議の最後に「信濃の国」を歌い、新たな1年をスタートさせました。
長野放送
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