出場停止期間中の態度にも言及

トナーリの復帰までもう少しか photo/Getty Images

昨夏に違法賭博問題で10カ月の出場停止処分が下されたニューカッスルのサンドロ・トナーリ。そのため、加入1年目の昨シーズンは公式戦12試合の出場で1ゴールという結果に留まった。 現在はジャパンツアーに帯同し、来日しているトナーリだが、復帰が近づいている。8月27日以降の公式戦には出場できるトナーリは早ければプレミアリーグ第3節ホームでのトッテナム戦で復帰する可能性がある。 そんななか、ニューカッスルの指揮官エディ・ハウ監督は出場停止中のトナーリのメンタルを称賛した。 「彼は良い状態だ。メンタル的にこの長い期間、素晴らしい状態だったと思う。本当によくトレーニングしてきた。彼のような人物は、状況を管理する上では非常に手がかからない。彼は一流だと思う。彼は、プレイする選手たちを本当にサポートしてくれている。そして自分自身よりも先に、チームが正しい方向に向かっていることを確認してくれている」 出場停止期間中のトナーリのチームへの姿勢を称賛したハウは、今シーズンの同選手に期待を寄せながらもピッチに戻る際のコンディション等には注意を払う必要があるとも語った。 「彼のトレーニング方法からすると、かなり早く調子が上がると予想しているが、彼に必要な試合数を提供する方法がなかったという事実をある程度理解する必要があると思う。彼は毎日練習に参加しており、トレーニングではたまに11対11の試合を行うが、それ以外では、彼のトレーニングの多くは試合よりも小規模である。彼が最高レベルに達するまでにはしばらく時間がかかると思うが、体調は良く、集中力も高いようだ。彼は我々にとって重要な選手だ」（英『Daily Mail』より） 実戦復帰までは慎重な姿勢をとるようだが、トナーリの復帰は近づいており、これはニューカッスルにとっても大きな後押しとなるだろう。指揮官も期待を寄せるトナーリは今シーズン、どんなプレイを見せてくれるだろうか。