竜星涼&八木莉可子が復讐を誓う兄と妹を演じる「潜入兄妹」TVerで第1話が配信
竜星涼と八木莉可子が主演を務める新ドラマ「潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系)。民放公式テレビ配信サービス「TVer」で配信中の第1話では、元警察官の兄、渡良瀬貴一(竜星)と天才ホワイトハッカーの妹、優貴(八木)という、かつて父親を殺されたきょうだいが巨大特殊詐欺グループをつぶすため、犯罪組織に潜入するまでの様子が描かれる。 【写真】犯罪組織に潜入する貴一(竜星涼)と優貴(八木莉可子) ■一つ選択を誤れば命を失う極限の頭脳×心理バトル 貴一と優貴の父親・貴司(半田周平)は、警察官として勤務中に何者かに殺害された。やがて、犯人が日本最大級の特殊詐欺組織“幻獣”の幹部である事を知り、兄と妹は父の仇を討つ決意をし、お互いの特技をいかしながら組織に潜入し巨悪と対峙する。 母を早くに亡くしているきょうだいにとってかけがえのない存在だった父の死で、すっかり笑顔を失ってしまった優貴のため、父の仇を誓った貴一は、警察を辞め、2人で犯人を捜し始める。ただ、手掛かりは手の甲の“鳳凰”のタトゥーだけだった。きょうだいはようやくある犯罪組織にたどり着くが、それはありとあらゆる詐欺を手掛け、推定被害額は120億以上の日本最大級の特殊詐欺グループ“幻獣”で、そのトップに君臨するのが“鳳凰”であった。きょうだいは“鳳凰”の正体を突き止めるため、身分を偽って“幻獣”に潜入。しかし、きょうだいの行く手には、一つ選択を誤れば命を失う極限の頭脳×心理バトルが待ち受ける。 ■父親を殺した犯人捜し...きょうだいの復讐が始まる 警察官の渡良瀬貴一は、同じく刑事で父親の貴司(半田)とともに、ホワイトハッカー大会で準優勝した妹・優貴のお祝いをする予定だった。しかし、貴司は、2人の目の前で何者かによって殺されてしまう。 5年後、復讐を誓ったきょうだいは独自で父を殺した犯人を探していた。犯人の手には鳳凰のタトゥーが施されており、詐欺組織のリーダーであるところまでは突き止めていた。 復讐相手の手下と対峙する中、警察に捕まってしまったきょうだい。すでに警察官を辞めていた貴一だったが、神奈川県警・捜査二課課長の吉野さやか(長尾純子)から、潜入捜査官になってほしいとの依頼があった。父の元同僚の刑事・入間慎之介(及川光博)によると、貴司も潜入捜査をしており、正体がバレて殺害されてしまったという。 ■潜入捜査を始めるきょうだい...1話から命の危機に瀕するふたり(以下、ネタバレを含みます) 当初は依頼を突っぱねた貴一だったが、手下と対峙する中で、ホワイトハッカーとなった優貴が犯した「不正アクセス禁止法」、「電子機器損壊等業務妨害罪」といった罪を帳消しにすると、吉野から申し出があった。両者の利害が一致し、貴一は潜入捜査をすることに。ミッションは、詐欺集団「幻獣」のリーダー・鳳凰の正体を突き止め、検挙できるだけの証拠を集めることだった。 まずは、組織が開いている高額バイトの説明会へ潜入した貴一。そこには、兄の様子がおかしいと思った優貴も参加していた。 2人は、指示役・高津美波(入山杏奈)の命令により、詐欺に騙されたばかりの岩木泰造(徳井優)から金を回収することとなった。泰造と接触する中、想定外のことが起きた。闇金を営んでいる孫・鳴瀬賢太(伊藤あさひ)がやって来たのだ。 賢太らに捕えられ、命の危機を迎えた貴一だったが、それまでの違和感を拾い上げ、美波たちを含めて全員グルであると気づく。これは美波が行ったテストだと判明。無事に合格したきょうだいは組織へと潜入することに成功するが、鳳凰の部下・「玄武」(吹越満)に正体がバレてしまう。 銃を突きつけられた貴一は「最悪だ!」とつぶやいて......。 ――という物語が描かれる。