【東京オートサロン2025でデビュー!】ラブラークの新作ホイールラッシュ!
2025年1月10日から3日間行われる、世界3大カスタムカーショーのひとつ「東京オートサロン2025」において、ラブラーク(中ホール・展示ホール4)がホイールをイッキに出展! 415コブラでおなじみのハイエース用、415コブラの派生ブランド、415サファリからハイエース&プロボックス用、30年ぶりに復活するレーシングディレクションの40アルファード&ヴェルファイア(ほかクラウンスポーツなど)用の計3種類をローンチ! まずは専門分野であるハイエース用ブランド「415コブラ」。登場から15年以上経つが、飽きのこないデザインでいまだに根強い人気を誇る「バッドラッカーI」の系譜を受け継ぎ、脚の長い6本スポークで、これまた人気の「バッドラッカーSD-6」の流れを汲むのが今回登場する「バッドラッカーHP-6」だ。SD-6同様、 軽量かつ高剛性を可能としたフローフォーミング製法を採り入れており、鋳造のリーズナブルさと鍛造の軽さを併せ持つ、ハイブリッドな機能を備えている。6本のスポーク全体とスポーク内の凹みに対して、ダブルでコンケーブさせているので、非常に立体的に見える。脚長に魅せるアンダーカット処理も施し、18インチなのに20インチぐらいの大きさに魅せる視覚効果も見事だ。カラーも独特で、スポークの部分をスパッタリング処理している「ジェットブラックコート」(メイン写真左手前)は、苦労に苦労を重ねて実現させた鈍い黒の輝きを堪能できる。サイズはオーバーフェンダー想定の18×8J INSET38となるが、純正フェンダーに収まる17×6.5J INSET38も開発中だ。 「415コブラ」がローダウンのストリート系をターゲットとしているなら、アウトドアテイストのソトアソビ仕様に似合う派生ブランドが「415サファリ」だ。その415サファリからは、すでに「AG1」がリリースされているが、発売から1年も経たずにニューモデルとなる「AG2」が登場。前作もハイエース用とプロボックス用をラインナップしていたが、今回もその2車種をターゲットとし、同時リリースとなる。「AG1」はデビュー作ということもあり、オンロード&オフロードのどちらにも似合うオールマイティなスタイルだったのに対し、「AG2」の想定車両はオフロード色強めとなる。ハイエース用は6×2、プロボックス用は4×2のツインスポークとし、一旦立ち上げてから急激に落とし込むコンケーブデザインを採用。さらにディスク面とリムの間に段差を設けており、ディスクが浮き上がっているように見える3Dデザインとしている。また、ナットホールの間にデザインホールを設置し、センター部にデザイン性を持たせているのも特徴。マッドテレーンやオールテレーンなどのオフロードタイヤとの相性も間違いなくフィットする。 3本目は415コブラでも415サファリでもない、ラブラークの別ブランド「レーシングディレクション」だ。このネーミングにピンときた人は、かなりのベテランカスタムフリークであろう(笑)。そう、今から約30年ほど前に、ドレスアップシーンがユーロで盛り上がっていた時代に爆発的人気を誇ったブランドなのだ。このたび、40アルファード&ヴェルファイア用のホイールを開発するにあたって、見事「レーシングディレクション・RD1」として復活を遂げたというワケだ。当時は強度の問題で実現がなかなか難しかった細いツインスポークも、最新の技術で細く薄く実現し、各所に肉抜き処理をすることで、実にスタイリッシュな脚長スポークとなっている。鍛造ホイールのような色合いと造形、スポークエンドをリムまで伸ばす立体構造、2ピースならではの細かいサイズ設定と、キング・オブ・ミニバンの足元に履かせても恥ずかしくない、高級感をまとっているのだ。全国展開する前に、ウエインズトヨタ神奈川で先行販売されるので、店舗をチェックしてみよう。 どのモデルもカラーに特徴があるので、ハイエース、プロボックス、アルファード&ヴェルファイア乗りの方は、ぜひ東京オートサロン2025のラブラークブース(中ホール・展示ホール4)で実物をチェックしてみよう! 【写真14枚】東京オートサロン2025デビューのラブラーク最新ホイール3モデル 415コブラ・バッドラッカーHP-6■サイズ(6H-P.C.D.139.7):18×8J INSET38■価格<税込>:5万2800~6万3800円(予価)■カラー:ブラック、マットブラック、スモーククリア、ジェットブラックコート■構造:鋳造1ピース(フローフォーミング製法) 脚長を強調するツインスポークは、スポーク自体もそうだが、中にデザインされた凹みもコンケーブさせており、見ていても単調にならないように工夫されている。スポークはリムエンドギリギリまで伸ばしており、18インチながら20インチ以上に魅せる。カラーによって表情がまるで違うので、実物を見て判断したい。オススメは、ブラックにスパッタリング処理が施されている「ジェットブラックコート」だ。高級感が一味違うぞ! サイズは現在のところ、18×8J INSET38ワンサイズだが、17×6.5J INSET38も開発中だ。 415サファリ・AG2(ハイエース用サイズ)■サイズ(6H-P.C.D.139.7):16×6.5J INSET38■価格<税込>:4万6200~4万8400円■カラー:ブラック、マットブラック、スモーククリア、ブロンズクリア■構造:鋳造1ピース アクティブギア(AG)の名が示すとおり、オフロード系やクロスオーバー系のスタイルに似合うのが「415サファリ・AG2」だ。ハイエース用のAG1は12本のスポークデザインが鈎爪状だったのに対し、AG2はリムでスポークをつなげ、ディスク形状としているのが特徴。ハイエースのホイールは6穴なのだが、そのホールとホールの間に3D形状のデザインホイールを設置し、計12個のホールが空いているように魅せている。また、ホワイトレタータイヤとの相性も文句なく、マッドテレーンやオールテレーンなどのオフロードタイヤはもちろんのこと、オンロード用Cタイヤにも似合うこと間違いナシ! 415サファリ・AG2(プロボックス用サイズ)■サイズ(4H-P.C.D.100):14×5J INSET30■価格<税込>:3万5200~3万7400円■カラー:ブラック、マットブラック、スモーククリア、ブロンズクリア■構造:鋳造1ピース プロボックス用は14インチと小径だが、ツインスポークを極力細くすることで、脚長感を演出して実サイズより大きく魅せることに成功。6穴モデル同様にホールとホールの間にデザインホールを設け、バランスよく魅せている。カラーは4色あるのだが、ブロンズクリアの色味は渋みを感じる。 レーシングディレクション・RD1■サイズ(5H-P.C.D.114.3/120)※特注P.C.D.5H-100~120:20×8~12.5J、21×8.5~12.5J■価格<税込>:10万4500~17万1600円■カラー:クリスタルシルバー、ブラッシュドフィニッシュ、バフフィニッシュ、マットブラック■構造:鋳造2ピース※ウエインズトヨタ神奈川先行発売 極限までスポークを細くフィニッシュさせているが、強度は十分に確保している。リムまでスポークを伸ばしているので、脚長感はハンパない。レーシングディレクションを示す「RD」のセンターオーナメントをよく見ると真円ではなく、ヘキサゴン形状に! 専用の型で製作する凝りようだ。高級ブランドのカラーを彷彿とさせるオレンジが差し色となり、ホイール全体のステイタスをワンランク上に引き上げてくれる。スポークがY字に分かれる個所に楕円の凹みを設けている。スポークデザインが単調にならないように計算され尽くされたワザだ。ちょうどこの個所でスポークを立ち上げ、リムに向かって落とし込むコンケーブ形状としている。2ピースモデルのお約束ともいえるピアスボルトは、定番の均等に配置するのではなく、スポーク間に2連で配備されている。コチラもスポークデザイン同様にひとひねりしたデザインで、ホイール全体のアクセントとなる。
カスタムCAR 編集部