神戸の夜景を眺めながら〈ステーキハウス オリエンタル〉で特別なステーキディナー!
絶妙に焼かれたステーキは、添えられた淡路島産の藻塩、石川・奥能登、珠洲市の天日塩〈花の塩〉、シチリアの岩塩を好みでつけながら。存分に肉と脂の香り、肉の旨味を堪能する。 こちらには、アメリカ・ケンタッキー州産のバーボン“ウッドフォード”を、ソムリエおすすめのロックで。バーボンのバニラ香や燻製香がステーキの熟成香や肉が纏った香りと、こんなにも合うとは! 鍬先シェフが惚れ込んだという食材だけでなく、丹波焼の作家、信凛窯の仲岡信人作の器もコースを通して楽しめる。生産者や調理法、ペアリングのポイントなどシェフやソムリエとのやり取りも楽しく、濃密なディナーとなった。
余談だが、窓の外には灯台がある。1964年(昭和39年)に開業した4代めの旧〈オリエンタルホテル〉に“港町神戸のシンボル”として設置された灯台が、受け継がれた。今はこの場所で、毎夜、神戸港を行き交う船の安全のために赤と緑の光を照らしている。
●ステーキハウス オリエンタル
住所:兵庫県神戸市中央区波止場町5-6 神戸メリケンパークオリエンタルホテル14F 営業時間:11:30~15:00、17:30~21:30 無休 TEL:078-325-8110 ※サービス料込み
取材&文=はまだふくこ