株価さらに4割高も、最強エヌビディア"絶好調"業績の裏側
ジェンスン・フアンCEO率いるエヌビディアは、生成AIブームの中心的存在だ（写真：ブルームバーグ）
2023年5月24日に発表されたエヌビディア（NVIDIA）の2024年1月期第1四半期（2023年2～4月期、以下今1Q）決算はサプライズだった。 今1Q業績は売上高71.92億ドル、営業利益21.40億ドルとなり、前4Qの売上高60.51億ドル、営業利益12.57億ドルに比べ、18.9％増収、営業利益70.2％増の大幅増益となった。前2Qを大底として、エヌビディアの業績は回復、再成長へと向かっていることが確認できた決算だった（編集部注:最新の ドル円相場 はこちら）。 この好決算は、パソコン向けGPUの在庫調整の進展に加えて、2022年末にアメリカの景気後退によってやや鈍化したデータセンター用GPUの回復による。今1Qのデータセンター向け売上高は過去最高を更新した。
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今中 能夫
