たけのこ、ぜんまい…『山の幸』が主役!? 高知の郷土料理「田舎寿司」 ポイントは“ゆず酢”
土地ごとの食文化と、地域ならではの歴史が紐づく「郷土料理」。関西を中心に活躍するフリーアナウンサーの清水健と落語家の桂米舞(かつら・まいまい)がパーソナリティーをつとめる番組で、高知県内に広がる郷土料理を紹介した。 【写真】ヘルシー&栄養たっぷり! “しょうゆ”なしで食べられる、高知県の名物「田舎寿司」 今回紹介したのは、高知県の「田舎寿司」。高知県の山間地帯に伝わる寿司のことで、寿司ネタに県内でとれる山の幸がふんだんに使われているのが特徴だ。 スタジオでは、たけのこ、ぜんまい、みょうが、こんにゃく、しいたけ、いたどりがのった「田舎寿司」を実食した。 ひと口食べた清水は、「おいしい!」と連呼。変わり種寿司が好きなこともあり、非常に好評だったようだ。 酢飯には、高知名物の「ゆず酢」が使用されるのも田舎寿司の特徴。清水は、「酢がキツくなく、さっぱりしていておいしい」と太鼓判を押した。 田舎寿司は、高知県の山間部で誕生した。当時は交通網が整備されておらず、魚を山間部の人の元まで届けるのが難しかった。そこで「魚の代わりになにかのせられないか」となり、山で採れる食材が使われるようになったといわれている。 高知県ではおもに、行事食として提供される田舎寿司。土佐弁で「宴会」を指す「おきゃく」の際に振る舞われるため、“おきゃく文化”の定番料理にもなっているのだとか。 寿司ネタはそれぞれ味つけされているため、しょうゆをつけずそのまま食べてOK。清水と米舞は、「栄養的にも良いし、ヘルシーですね」と共感。 米舞は、「さっぱりしていておいしいです。何個でもいけます。お酒飲みたい~!」とコメントし、お酒好きの姿を垣間見せた。 ※ラジオ関西『Clip木曜日』より
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