“馬好き家族”の仰天生活 長男は好きが高じてジョッキーに! 次女も兄の背中を追って草競馬出場
愛知県に住む望月さん一家は “馬大好き家族”。なんと、牧場でもなんでもない普通の家の庭で、ポニーを飼っていました。さらにこの春、馬が好きすぎて17歳の長男がジョッキーデビューしたのです! 家族は長男のために大応援団を結成して競馬場へ。果たして、家族の前で1着を勝ち取ることはできるのでしょうか?
「お世話は家族全員で!」が望月家のルール
望月さんのお宅は、両親と長女と次女の4人住まい。ジョッキーになった17歳の長男・洵輝(じゅんき)さんは、ひとり暮らしをしています。 朝6時。望月家の子どもたちは、起床すると真っ先にやることがあります。それは、ペットのごはんと寝る場所の掃除。そのペットとは、4年前に望月家の一員になったポニーの“サニー”、5歳です。食いしん坊でとっても人なつっこい性格のサニーは、おなかがすいていると鳴いて甘えてくることも。
ポニーといえど体重は100キロ超え。掃除をするには、姉妹の連携プレーが欠かせません。お姉ちゃんの絢音(あやね)さんが餌でおびきよせ、その隙に妹の琴羽(ことは)さんがお掃除。汚れをとったら、サニーがお気に入りの寝床“おが粉”をしいてあげます。
サニーの世話は家族全員ですることが、望月家のルール。世話をしているのは子どもたちだけではありません。お母さんの担当は、サニーに必要なモノを仕入れること。この日、お母さんが向かったのは、愛知県豊橋市の「丸吉商店」。購入した大きな包みの中身は牧草です。一包み24キロで約2500円。サニーの10日分のごはんです。 続いては「そのだ材木店」で、寝床になる“おが粉”を手に入れました。1袋で1週間分ということですが、お値段は…なんとタダ! 廃棄処分するものだからと、お店のご厚意で譲ってもらっているそうです。
お父さんの担当はグルーミング。サニーはシャンプーも大好きなのだそうです。実は、ポニーは家畜なので簡単には飼えません。望月さんが住む自治体では、獣医や保健センターの人による飼育環境チェックを受けて、許可をもらう必要があります。そのためにお父さんは柵を手作りして庭に設置。無事に許可が下りて、サニーを家族に迎えることができました。