【高校野球】智弁和歌山もセンバツ当確 滋賀学園に逆転勝ちし、市和歌山と同県2校が近畿4強入り
◆秋季近畿地区大会▽準々決勝 智弁和歌山7―2滋賀学園(27日・ほっともっとフィールド神戸) 智弁和歌山が滋賀学園に逆転勝ちして4強入りし、2023年以来、2大会ぶり16度目のセンバツ出場をほぼ確実なものにした。 後攻の智弁和歌山は1回に2点を先制されたが、1回、2回と1点ずつ返して、すかさず同点に。3回2死二塁、5番・山田凜虎(りとら)捕手(1年)が勝ち越し打。続く6番・黒川梨大郎(りんたろう)三塁手(1年)が適時二塁打を放ち、リードを広げた。5回にも2点、7回にも1点を追加。リードしてからは終始、優勢に進めた。 先発したエース右腕・渡辺颯人(はやと、2年)は7安打されながらも、2失点完投。智弁和歌山が快勝でセンバツ切符をたぐり寄せた。 この日、同じ和歌山県勢の市和歌山も4強入りを決めており、11月2日の準決勝は智弁和歌山との和歌山対決に。今春の耐久、田辺に続き、来春も和歌山から2校がセンバツ出場を決めそうだ。
報知新聞社