マカオ当局が国慶節GW中にカジノ施設対象の違法喫煙パトロール実施…11人検挙
マカオ政府ゲーミング(カジノ)監察協調局(DICJ)は10月10日、去る国慶節ゴールデンウィーク期間中(10月1~7日)に衛生局煙酒管理弁公室と合同で複数のカジノ施設に対する違法喫煙パトロールを実施したと発表。 同局によれば、マカオにとって年間最大の多客期のひとつであること、また公衆からカジノ施設における違法喫煙状況が報告されており、今回の合同パトロールは違法喫煙状況が深刻な6つのカジノ施設を対象とし、ゲーミングフロア及び喫煙ルームの運営状況と禁煙場所を示すサイネージが正確に掲出されているかの確認を行ったとのこと。
今回のパトロールにおいて、11人の違法喫煙者が見つかり、即時に検挙。カジノ施設側はパトロールへ積極的に協力したという。 DICJでは、今後も衛生当局との連携を密にし、カジノ施設における違法喫煙のパトロールを継続するとした。 マカオのカジノ施設は、2014年10月6日からハイローラーと呼ばれる大口ギャンブラーを対象としたVIPルームが分煙、平場にあたるマスゲーミングフロアが全面禁煙となり、マスゲーミングフロアには喫煙ルームが設置された。2019年1月からはカジノフロアの全面禁煙化がスタート。喫煙はマスゲーミングエリア(いわゆる平場)とVIPルームのそれぞれに設置された政府認可済みの喫煙ルーム内でのみ可能となっている。