【女子野球】巨人女子チーム「メンタル的な弱さが見えた」今季最終戦を逆転負け
◆ヴィーナスリーグ・リポビタン杯 西武ライオンズレディース５―４巨人（１９日、府中市民球場） 本格活動２年目の巨人女子チームのリーグ最終戦が行われ、西武ライオンズレディースに逆転負け。２５勝８敗で１２チーム中３位で終えた。今季の公式戦もすべて終了、５３試合戦い４２勝１１敗だった。 途中出場組を中心にスタメンを組んだ最終戦。初回、野呂萌々子の三塁打などで３点を挙げたが、５回までに２点を失うと、６回に３番手の日高結衣が連続適時打を浴びて３失点。その後の追い上げもかなわなかった。宮本監督は、控え組の意地が見たかったものの「後が続きませんでしたね。メンタル的な弱さが見えた試合、もったいない」と振り返った。 １５日に愛媛で行われた全日本選手権では、神戸弘陵高との決勝で終盤にミスが相次ぎ敗戦、夏の全日本クラブ選手権Ｖに続く全国大会２冠をあと一歩で逃した。指揮官は「最近、ここぞという時に守備のエラーや四球がある。来年は負けない野球をやっていかないと」と、失点対策の強化を挙げた。
報知新聞社
