全国の子どもたちが将棋の腕を競う『村山聖杯』 熱い対局が繰り広げられ 優勝は香川県の中学生
子どもたちが将棋の腕前を競う大会、「将棋怪童戦」が広島・府中町で開かれました。 将棋怪童戦は、名人を目指しながら29歳で亡くなった府中町出身の棋士・村山聖 九段の功績を称え、毎年開かれています。23回目となることしの大会には全国から集まった未就学児から高校生まで164人が参加しました。 【写真を見る】全国の子どもたちが将棋の腕を競う『村山聖杯』 熱い対局が繰り広げられ 優勝は香川県の中学生 福岡県から参加 奥川慧大 さん 「1局1局が油断できない戦いで、7割くらいがすべて逆転勝ちだったので、粘ってよかったなと思った」 弟 奥川暁登 さん 「5局やって全部勝った。うれしかった」 村山聖さんの両親も、子どもたちの対局を見守りました。 村山トミコ さん 「子どもの純な動作や顔色を見て、わたしも心が清められるようなうれしい気持ち」 準決勝ではプロ棋士による大盤解説が行われました。小・中・高校の部で勝ち抜いた4人が対局。将棋の腕自慢による激闘の末、香川県から参加した坂出中学校3年生の 山下雄万 さんが、「第23期将棋怪童」の称号を勝ち取りました。
中国放送