「光る君へ」「ビリオン×スクール」などで大活躍! 倉沢杏菜の魅力とは
倉沢は、幼少期からクラシックバレエを習っていた経験もあり、演技ののみ込みの早さと、それを動きに反映するスキルがずば抜けているという。さらに、学生時代は茶華道部に入っていたということで、大河ドラマ「光る君へ」では、リハーサル時の浴衣の着付けも自らが行ったそう。今までになかった平安時代の演技、所作なども楽しみである。 肝心の役どころは、柄本佑演じる藤原道長と、黒木華演じる源倫子の次女・藤原妍子(きよこ)。これまでSNS上などでは、倉沢の存在を「黒木華をほうふつとさせる」といった声が上がっていた中、黒木との母娘役の発表は盛り上がりを見せた。妍子は派手好きな性格で「平安時代のパーティーピーポー」と評されるほどの、明るくかわいらしい役柄。彼女の少し古風な顔立ちと、醸し出される“陽”の雰囲気とが相まって、華やかな衣装が映えることだろう。
さらに、活躍がとどまることを知らない倉沢は、11月には初の舞台出演も決定。作・演出に福原充則、作間龍斗(HiHi Jets)らが出演することで話題の「138億年未満」へ出演する。今作もオーディションで抜てきされ、舞台関係者によると「倉沢さんが得意とされているダンスの実力と、華やかな存在感が決め手となったようです。存在感が人一倍あったことも要因だと聞いています」とのこと。クラシックバレエに加え、ダンスも得意だという彼女。今回の舞台では、そのダンスの実力も存分に発揮してくれるようだ。舞台の聖地・本多劇場で、ドラマとは違った魅力を見せてくれるに違いない。 他の業界関係者からも「次の作品で倉沢さんを使いたい」という声が止まないという彼女だが、インタビューなどで見せる素に近い表情は、あどけない19歳の等身大の女の子。役ではいろんな表情を見せ、カメレオン俳優のホープ? とまで言われているが、普段は柔らかな雰囲気で、インタビュアーたちも皆好きになる、応援したくなる魅力があると言う。関係者をこぞってファンにさせる彼女が、これからどのような演技を見せ、期待に応えていってくれるのか、楽しみである。
カメラマン/角田 航 ヘアメイク/勝 健太郎(SIGNO) スタイリスト/法田 一紗