【JFL第15節/再試合】滋賀が角田誠監督初陣で劇的勝利! 90+5分に菊島卓が値千金弾、後半戦挽回へ弾み
24日、日本フットボールリーグ(JFL)第15節延期分/再試合の横河武蔵野FCvsレイラック滋賀が味の素フィールド西が丘で行われ、滋賀が1-0の劇的勝利だ。 【StartingXI】JFL随一の選手層、レイラック滋賀の先発11人 最速でのJ3参入を目指しながらも前半戦低迷の10位滋賀は、7月に監督と代表取締役社長が退任。新指揮官にはベガルタ仙台の下部組織を指導していた角田誠氏が就任した。 リーグ中断期間中の延期分/再試合である今回は、その角田監督の初陣に。 なかなか攻撃のカタチを作れなかった前半を0-0で終えると、角田監督はハーフタイムに五十嵐理人を下げて平尾壮、後半頭の50分にはロメロ・フランクを下げて海口彦太をピッチへ。 ただ、依然として決定機に至らず、目下5試合未勝利で残留争い中という14位武蔵野の奮闘ぶりが目立つ展開に。滋賀は勝利を逃せば、2位・栃木シティと勝ち点「10」差になる。 こうなると意地でも1点をもぎ取りたいところであり、70分には突出した推進力が武器の菊島卓らを投入。ただ、時間は少なくなっていく。 いよいよ試合も最終盤という85分、角田監督は中盤の久保田和音を下げ、184cmセンターバックの小野寺健也を投入。小野寺は本職に入りつつも、パワープレーも意識しての交代か。 後半アディショナルタイム6分間を含め、猛攻を仕掛ける滋賀。ついに、歓喜の瞬間が。 90+5分、相手のゴールキックを小野寺が前線へ跳ね返すと、味方のヘッドを経由し、ストライカー菊島が一発で裏抜け。菊島はボックス内まで運び、右足シュートを流し込んだ。 これが土壇場の決勝点となり、滋賀が武蔵野に1-0と勝利。角田監督に初勝利をプレゼントし、順位も6位へ浮上…31日のミネベアミツミFC戦(A)へ弾みをつける勝ち点3となった。 横河武蔵野FC 0-1 レイラック滋賀 【滋賀】 菊島卓(後45+5) ◆順位表 1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点43 | +20 2位 栃木シティ | 勝ち点33 | +10 3位 ヴィアティン三重 | 勝ち点30 | +7 4位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点27 | +1 5位 FCティアモ枚方 | 勝ち点26 | +1 6位 レイラック滋賀 | 勝ち点25 | +7 7位 ラインメール青森 | 勝ち点25 | +5 8位 Honda FC | 勝ち点24 | +4 9位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点23 | +3 10位 沖縄SV | 勝ち点23 | +1 11位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点21 | +1 12位 ソニー仙台FC | 勝ち点21 | -3 13位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点18 | -4 14位 横河武蔵野FC | 勝ち点13 | -14 15位 ミネベアミツミFC | 勝ち点12 | -17 16位 クリアソン新宿 | 勝ち点11 | -22
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