【KNOCK OUT】鈴木千裕、五味隆典戦で「PRIDEvs.RIZINをKNOCK OUTで見せる」山籠もりで会見を欠席した五味に怒りも「100%に仕上げて来るなら許す」
2024年6月23日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催されるKNOCK OUTのビッグマッチ『KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT“BLAZE”』の第一弾対戦カード発表記者会見が、5月9日(木)都内にて行われた。 【写真】キャッチコピーは「判定ダメだよ!KNOCK OUTじゃなきゃ!」 今大会では初代KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者&第5代RIZINフェザー級王者・鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)と、元PRIDEライト級王者・五味隆典(東林間ラスカルジム)の師弟対決が行われることが決まっているが、ルールについていくつか発表があった。 ボクシングルールとされているが、解釈はKNOCK-OUT BLACKルール(ワンキャッチワンアタックありのキックボクシングルール)から足による攻撃を除いたものとされるため、バックハンドブローを有効とするかは双方と話し合う、シューズの着用は自由。 鈴木は「シューズを履いてもそんなにパンチ力は変わらないと思う。滑らなくなるだけで影響は多少じゃないですか」としたが、試合では「履いた方がいいですね」とシューズを着用するつもりだとした。 試合時間は3分3R。契約体重は前回の会見で五味が提案した73kgの予定。 五味は山籠もり合宿に行っている最中とのことで「かなり走り込んで、今までで一番走り込みをしているとのことです。すでに78kgまで落ちていると聞きました」と山口代表。 これに不快感を示したのは鈴木だ。金原戦前にも金原が会見を欠席したことに怒っていたが、「会見に来ないのが意味わからなくて。プロじゃないなって。この時間、僕だって練習したいんですよ。練習時間を割いているので、そこにいないのがPRIDEの時の五味さんじゃないなって思って。ボクシングの試合もRIZINで2戦やっているけれどPRIDEの時の五味さんじゃないんですよね。でも山籠もりに行って『PRIDEの時の俺でやるから覚悟しておけ』と言われたので、そこは楽しみにしています。でも会見来ないのは意味が分からないですね」と話す。 山口代表は「会見をやることは伝えていましたが、山籠もりに行くと。体重が落ちるまでは帰ってこない、だからいつ帰って来るかは分からないとのことでした。番組のコーチも進んでいなくて困っていますが、それも五味選手だと思って楽しんでいます」と、KNOCK OUTのリアリティ番組『THE KNOCK OUT FIGHTER』で五味は鈴木と共にコーチ役を務めているが、その撮影もままならないと苦笑した。 それでも鈴木は「本気の五味さんじゃないと嫌なんですよ。PRIDEの時と同じ体重に落として来るので、僕の中ではPRIDEvs.RIZIN、それにプラス僕はKNOCK OUTを背負っているのでそれを見せたい。五味さんには当時の身体と集中力で100%に仕上げてきて欲しい。会見に来なかったけれど100%に仕上げて来るなら許します」とした。
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