70年代サーフィン映画の金字塔に酔いしれた夜【by 九島辰也】
より色濃く浮き上がるサーフカルチャーを感じること
ー6月15日鎌倉に大人サーファーの集まるイベントが行われた。場所は鎌倉のメインストリートにあるカフェ“ANOTHER DAY KAMAKURA”。陽が西の空に傾き始めた頃からにわかにゲストたちが集まり始めた。 ーイベントの名前は“Surf Film Days @KAMAKURA”。以前お知らせした映画「メニイ・クラシック・モーメンツ(Many Classic Moments)」ディレクターカット版(HDリマスター)の上映記念パーティである。進行を司ったのはジョージ・カックルさん。FMパーソナリティとして知られる鎌倉出身のサーファーだ。彼の軽快なトークでパーティの幕が開く。 ー会場に花を添えたのは、三菱トライトン。サーファーのイメージが強いピックアップトラックがカフェの前に飾られた。オレンジ色のボディに誘われるように足を止める歩行者は多い。人気の高さが窺える。2。4リッターディーゼルターボエンジンは、力強さはもちろん燃費の面でもサーフトリップに合いそうだ。 ーピックアップトラックの荷台にディスプレイされたのはT-REEF Surfboardのロングボード。一気にハワイの空気が香りたつ。この他にもガンやフィッシュテールなど個性的なボードが会場に飾られた。 ーパーティのメインはもちろん映画「Many Classic Moments」ディレクターカット版の紹介とそのショートバージョンの上映。言わずもがな70年代サーフィン映画の金字塔である。テンポ良く波をメイクするシーンの連続に心躍ったサーファーは多かっただろう。「思わず息を呑む」とはこのことだ。 ーだが、この日はそれに負けないコンテンツが用意されていた。レジェンドサーファー“テッド阿出川”さんのトークショーだ。ジョージ・カックルさんの質問からサーフィン談義が繰り広げられた。生で話が聞けるのだから耳がダンボになっていたサーファーは多い。 ーそんなパーティの終盤、劇中サウンドのカラパナに合わせ、PEKELO YAMAUCHIさんのウクレレ演奏が行われた。ウクレレのサウンドが心地よい空気を運んでくれる。 ーという感じで、大人サーファーがI。W。HARPERのソーダ割とビンタンビールに酔いしれた上映記念パーティ。上映は7月6日新宿K`sシネマを皮切りに全国展開する。スケジュールは随時確認を。 ◻︎メニイ・クラシック・モーメンツ ◻︎三菱トライトン スペシャルサイト。 文:九島辰也
FUNQ NALU編集部