若手料理人の腕前競うコンクール 将来のホテルの調理を支える
鹿児島読売テレビ
鹿児島市のホテルで若手の料理人が料理の腕前を競うコンクールが開かれました。 コンクールは鹿児島市の城山ホテル鹿児島が料理人育成のため毎年開いていて、2024年は29歳以下の11人が参加しました。調理部門の参加者は桜島どりを使ったメニューに挑戦。制限時間1時間で15人分の料理を完成させました。製菓・製パン部門の参加者は事前に準備したパイの商品を出品しました。 料理の技術や段取り味や完成度が審査され調理部門では入社4年目で初出場の小原賢汰さんが最優秀賞に選ばれました。 (調理部門小原賢汰さん(22)) 「とてもうれしい。 もっと料理を学ん でお客様に素晴らしい料理が提 供できるよう頑張っていきたい 」 製菓・製パン部門ではバニラムースやリンゴのジュレなどをパイでサンドした商品を作った有村奈々さんが2連覇を果たしました。 (製菓製パン部門最優秀賞2連覇有村奈々さん(22)) 「2回目だったが今回もとることできてすごくうれしい。みんなが幸せに笑顔になれるようなケーキをこれからも作っていきたい」 将来のホテルの調理を支える若手の料理人たち。日ごろの鍛錬の成果がにじむ芸術性の高い料理が完成していました。