<鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎>R15+指定“真生版” 4DX版上映決定 バトルの衝撃を体感 風、ミスト、煙 鬼太郎の父と水木のムビチケも
故・水木しげるさんのマンガが原作のテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期の劇場版「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」の327カットをリテークし、再ダビングした“真生版”の4DX版が上映されることが分かった。通常版と同じく10月4日から上映される。4DXは、体感型(4D)映画上映システムで、座席がシーンによって前後、上下、左右に動き、雨のシーンではミストが出たり、風が吹いたりと、さまざまな特殊効果により臨場感を味わえる。同作の上映では、鬼太郎の父や水木のバトルシーンの衝撃や、風、ミスト、煙などの演出が施される。 【写真特集】「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」 残酷描写も スタッフが明かす制作秘話
鬼太郎の父と水木がそれぞれデザインされたムビチケカードが、9月6日から発売される。11月17日に発売される「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」の豪華版ブルーレイディスクに“真生版”が収録されることも発表された。
真生版は、「制作陣が当初想定していた恐怖の物語」となり、リテークカットの中には、絵コンテで当初想定されていた恐怖演出を復活させたカットも含まれている。「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」はPG12(12歳未満の観覧には、親または保護者の助言・指導が必要)指定だったが、真生版はR15+(15歳未満は観覧禁止)指定となる。
「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」は、水木さんの生誕100周年を記念して公開された。「ゲゲゲの鬼太郎」の劇場版が公開されるのは、テレビアニメ第5期の劇場版として2008年12月に公開された「劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!」以来、約15年ぶりで、鬼太郎の父(かつての目玉おやじ)と水木が主人公で、“鬼太郎の父たちの物語”が初めて語られた。2023年11月17日に公開され、興行収入が27億8000万円を突破するなどヒットし、「第47回日本アカデミー賞」の優秀アニメーション作品賞に選ばれたことも話題になった。