日本VS韓国!? アジア人の移籍金ランキング17位。プレミアで2桁ゴール! 南野拓実とも共演した韓国のFW
近年、サッカー界でアジア人選手の存在感が増している。かつては欧州や南米の選手が移籍市場の中心的存在でアジア人選手の評価は低かったが、もはやその構図は崩れつつあると言える。今回は、情報サイト『transfermarkt』が算出したアジア人サッカー選手の歴代移籍金ランキングを紹介する。※金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは8月11日時点
17位:ファン・ヒチャン(韓国代表) 生年月日:1996年1月26日 移籍先:ライプツィヒ(ドイツ)→ウォルバーハンプトン(イングランド) 移籍金:1670万ユーロ(約26.7億円) 23/24リーグ戦成績:29試合12得点3アシスト ザルツブルク時代には南野とも一緒にプレーした経験のあるファン・ヒチャンが、ドイツのライプツィヒからイングランドのウォルバーハンプトンに移籍した際の金額(1670万ユーロ/約26.7億円)が17位にランクインした。 同じ韓国の英雄ソン・フンミンと同じく、国内リーグを経験せずに海外でプロキャリアをスタートさせているファン・ヒチャンは、2015/16シーズンにオーストリアのザルツブルクに加入すると、期限付き移籍を繰り返したのちの2019/20シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグでリバプールを相手に1ゴール1アシストの活躍を見せ、翌シーズンにはライプツィヒに移籍している。 同じレッドブル系列のライプツィヒへの加入は、いわば“昇格”とも捉えられるものだが、ファン・ヒチャンはこの昇格で結果を残すことはできなかった。前シーズンにユリアン・ナーゲルスマンのもとクラブ史上初のUEFAチャンピオンズリーグ準決勝進出という快挙を成し遂げた新興勢力には、アレクサンデル・セルロート(現・アトレティコ・マドリード)やクリストファー・エンクンク(現・チェルシー)、ダニ・オルモ(現・バルセロナ)など前線には豪華な顔ぶれが並んでおり、リーグ戦無得点でライプツィヒを去ることになった。 その鬱憤を晴らすかのようなウォルバーハンプトンでの活躍は、加入してわずか半年後に買い取りオプションが行使されるほどのもので、昨シーズンはリーグ戦29試合に出場し12得点をあげる活躍を見せている。
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