【韓国ドラマ】美人で演技派「憧れの韓国女優」主演のドラマって?
品と色気と優雅さと。50代憧れの韓国女優の代表格!キム・ヒエが主演のドラマ「クイーンメーカー」。心を揺さぶられるヒューマンドラマに見始めたら止まらない!エレガントで上品なファッションも見どころ。 【写真】50代女性に超おすすめ「韓国ドラマ」
ソウル市長選を舞台に繰り広げられる壮絶なる攻防戦『クイーンメーカー』
■56歳のアラフィー世代女優は、凄まじいほどの表現力で、心を揺さぶる! エレガントな大人服をこれだけ上品かつスタイリッシュに纏える人は、ほかにいないかもしれません。あの「夫婦の世界」(韓国ドラマ)の高視聴率女優キム・ヒエ。今年で56歳を迎えたお年頃ながら、モデル出身という均整のとれたプロポーションに、知性と色気を備えたビジュアルはまさにエイジレス。もちろん、その演技力に高い評価を得ているのは言うまでもなく。
彼女の代表作である「密会」も「夫婦の世界」も、嫌い嫌いあのヒロインと言いながら、結局最初から最後まで目が離せなかったのはもちろん、私まで全身濡れ鼠でズブズブとその湿度沼に埋まりまくったのは正真正銘間違いなく。欲と悲しみと愛と執着と。表面は品よく、すんとすましているのに、そんな人間の業にも似た感情が雨霰のように降り注ぐ心の内。その凄まじいほどの表現力に、無条件に揺さぶられまくってしまうわけです。
財閥家の汚い裏側を知る主人公が、清廉な弁護士を支える構図にシビれる!
そんなキム・ヒエの土砂降り湿度の演技が、これまで以上に冴えまくり&ハマりまくっているのが、そう、この作品「クイーンメーカー」。 その舞台となるのは、ソウル市長選。富も権力も自在に操る巨大グループ・ウンソン財閥を相手に、後ろ盾のない2人の女性が市長の座をかけて敢然と立ち向かう壮絶なる攻防戦が描かれるのですが、キム・ヒエが演じるのは、もちろん、そのひとり、タイトルロールとなるクイーンメーカー、ファン・ドヒ。 もともとは数あるコネなし平社員の中からウンソングループ戦略企画室のエースとして這い上がってきた生え抜きなのですが、エリート然としているものの、やっていることといえば、パワハラ、セクハラ、横領などなど、ウンソン財閥家の数々の醜聞事件をもみ消す汚れ仕事。 ハイブランドファッション(アラフィーがお手本にしたいコーデが次から次。それだけでも必見です)に身を包み、汚いこととは無縁ですとでもいうような華奢&おすましビジュアルとは裏腹に、自ら汚物を拾い上げては、どんな手を使ってでも、なかったことに消し去ってしまう凄腕。それゆえ、ウンソングループ会長(女優ソ・イスク)の厚い信頼を勝ち得るものの、裏では“ウンソンの水洗トイレ”とまで陰口を叩かれているのですが、あふれんばかりの成り上がりエネルギーを感じさせながら、見た目がとことん上品だなんて、やっぱりキム・ヒエさまの右に出るものなし。