「最悪の補強。なぜこうなった?」ラツィオで苦戦する鎌田大地に韓国メディアが辛辣評価「イタリアでの失敗は加速している」
「ナポリ戦のゴールで主役になるかと思われたが…」
鎌田大地は今夏に5年在籍したフランクフルトを契約満了となり、ラツィオに加入。開幕当初こそ先発出場を続けるも、セリエA5節でスタメンを外れて以降は、すっかりベンチが定位置となった。 【動画】デビューから約4か月…鎌田がラツィオで奪った唯一のゴール 12月5日のジェノア戦(1-0、コッパ・イタリアのラウンド16)では、公式戦3試合ぶりにスタートから出場するも、インパクトを残せず。現地メディアからは「カマダは内気すぎる」「未だにフィットに苦労している異物のようだ」と散々な評価を受けた。 中心選手として輝きを放ったドイツ時代から一転、イタリアでは非常に厳しい立場にあるなか、韓国メディア『sportal korea』は「日本のエースは史上最大のバブルだったのか。17試合で1ゴール・1アシスト、最悪の補強」という刺激的な見出しの記事を掲載。「ダイチ・カマダはなぜこうなったのか?」と投げかけている。 「カマダは日本の新進気鋭のエースだった。2020-21シーズンはブンデスリーガで12アシストを記録し、翌シーズンはヨーロッパリーグの優勝に貢献した。その勢いは止まらず、昨季の前半戦はドイツメディア『Kicke』の評価で攻撃的MF1位に輝いた。しかし、ワールドカップ以降は不振に陥り、あまり活躍できずに1年を終えた。 今年の夏にフリーとなったカマダには、ラブコールが殺到。ドルトムントやレバークーゼン、ベンフィカ、ミランが興味を示した。結局、イタリアの名門ラツィオに移籍すると、序盤は先発で出場し、ナポリ戦で決勝点となる初ゴールを決めた。この一発で主役になるかと思われたが、流れは長く続かなかった。ユベントス戦でアシストした以外に活躍はなし。毎試合最悪のパフォーマンスを見せ、ベンチスタートが多くなっている」 控えに甘んじている要因は、「守備参加があまりに少なく、中盤のバランスを崩す主犯と評価され、最終的にルイス・アルベルトのバックアップとして出るようになった」と分析。そのうえで、「イタリアでの最初のシーズンの失敗は加速している」と手厳しい。 「カマダはインタビューでプレータイムを増やしたいと言っていたが、実際問題チームでのポジションがない状況だ。サッリ監督がチャンスを与えなかったわけでもないので、彼に言い訳はできない。生き残るために、限られた出場機会で自分の特性を見せなければならない」 間もなくシーズンは折り返しを迎える。27歳の日本代表MFは困難に打ち克ち、後半戦に真価を発揮できるか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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