卵ふわふわにするコツも! あと一品欲しいときに5分で完成「ニラ玉スープ」レシピ
アスリート栄養食インストラクターの資格を持ち、簡単で栄養満点なおうちごはんをInstagram(@chan.chan_chii)やブログで紹介している、おうち料理研究家・料理ブロガーちゃんちーさんのレシピ連載第64回。今回は、寒い日の献立にあると嬉しい温かいスープのおすすめレシピを紹介します。材料は比較的安価で手に入りやすいものだけ。さらに年末に向けて何かと忙しくなるこれからの時期、時間をかけずに美味しく食べられる一品でもあります。ぜひ参考にしてみてください。 【連続写真で見る】 卵スープを濁らせない&卵をふわふわに仕上げるポイント
時短と節約が叶う、救世主的な一品
秋になってから、子どもたちの食欲がさらに増してきた今日この頃。普段の食事の中でいかに子どもたちのお腹を満たしながら、栄養たっぷりのごはんを作るかを日々考えていますが、我が家では汁物が1品あるとないでは大違い。 夏場は暑さもあって汁物を作らなかったので、その分おかずを1品多く作っていましたが、涼しくなってきてからは簡単な汁物を作ることが増えたので、食事作りのハードルが少し下がりました。ただ、子どもたちの食べる量は増えています(笑)。 ここ最近は朝晩寒くなってきたので、温かい汁物があると体も温まるし、たくさんの食材を入れれば、満腹感も出て栄養もしっかり摂ることができますよね。とはいえ、この物価高のご時世に汁物に多くの食材を使うのは気が引けます。また最近は子どもたちの行事やイベントも重なって忙しく、ごはんをいかに早く準備するかという時間との戦いもあり、食事作りに多くの時間とお金を費やすのは避けたい日々。 そんなわけで今回は、時短と節約が叶うスープレシピをご紹介します。材料はどのご家庭にも常備してあることが多い卵と、比較的安価に手に入るカニカマで作るので準備も楽ちん。工程も簡単で作り始めて5分もあれば食卓に出すことができます。 また、今回のスープはとろみをつけるので、スープとして食べる(飲む)だけでなく、ごはんにかけるとあんかけごはんに、チャーハンにかけるとあんかけチャーハンにとアレンジも可能。スープ自体にボリュームが欲しいときは、春雨を加えると食べ応えがアップして満足感がさらに出るスープになります。 美味しく仕上げるコツは、溶き卵を加えるときは一気に加えず、菜箸などを伝わせて鍋のふちから少しずつ回し入れること。スープの温度が一気に下がらず、卵が入ったときに火が入り、ふわふわに仕上がるのでぜひ参考にしてみてください。その際、卵を加えてからすぐに混ぜるとスープが濁ってしまうので、ひと呼吸置いてから大きく混ぜるとスープも濁らずきれいに仕上がります。