有村藍里「普通になりたいと常々思っていた」“他人や社会にもっと馴染もう”と、もがいたからこそ気づいたこと
「普通になりたい」と常々思っていた
こんにちは、有村藍里です。 皆さんの夢はなんですか? 私の夢は、少し抽象的ではありますが、「自分をもっと好きになって視野を広げ、より豊かな人生を送ること」です。 【写真】体重が10kg増…ダイエットのために有村藍里が“やめたこと”と“始めたこと” それと同時に常々「普通になりたい」と思っていました。 私の夢である「普通になりたい」には、多くの意味が込められています。 1つは、他の人や社会にもっと馴染むこと。みんななにかしらの努力をしながら社会に馴染もうとしているけど、私にはその努力が足りていないし、自分には出来ないんだと思い込んでしまって、逃げていました。「普通」こそが一番難しい。
本当は、無理に馴染もうとせず、ただ思いやりを持って人と接すること、ただそれだけでよかったのに、私は考えても答えがわからないことをわざわざ小難しく捉えてしまって。逆に、私のなりたかった「普通」から遠ざかってしまう悪循環が生まれていたのだと思います。 不安に飲み込まれて自分らしい色を見失わないように、自分にしか出せない色を大切にすることも、自分を好きになるためにきっと必要なことだと思います。 自分自身の多様性や独自性を認めてあげることも大事なこと。 自分自身にとっての普通。みんなから見た普通。それぞれがあってもいいのかなと。 自分らしい生き方を模索してみることを楽しめるようになって、自分の色を大切にして誇りに思うことができたら、なりたい自分へ近づけるんじゃないだろうかと思います。
変わりたいと願う誰かの勇気の一歩になれば
“共感”は人生をより豊かにするためには必要不可欠な要素であって、私に共感してくれる誰かがいる限り自分の想いを発信し続けていきたいです。 変わりたいと願う誰かの勇気の一歩になれば嬉しいです。 そして私自身も自分自身を見つめ直すことで、「なりたい自分像」が少しずつ明確になっていっているように思います。 人との繋がりを大切にしながらも、自分の色を忘れずに持ち続けること。自分らしさを否定せず尊重してあげられれば、より豊かで笑顔が溢れる人生を築いていけるんじゃないかな。 感情が浮き沈みして疲れる時もあるけれど、そんな時こそ広い空でも見上げて深呼吸してみて。 自分を認めてあげること。人とは違う自分らしい選択や視点を大切にすること。 そして、もし失敗したりうまくいかないことがあったとしても、たくさん悩んで苦しんで考えて行動した自分を誇ってみること。 この過程が“自分をもっと好きになる”に繋がればいいなと思います。 今週も最後まで読んでくださってありがとうございます。 有村藍里
【Profile】 有村藍里(ありむら・あいり)
1990年8月18日生まれ/O型/兵庫県出身 趣味:カメラ 中学時代に引きこもりで人見知りでネガティブな性格であり、そんな自分を変えたくて、16歳の時に芸能界入り。引きこもりやネガティブな性格から脱却するための努力や逆境を乗り越える姿が、同じような境遇の悩みを抱える女性から多くの支持を得ている。2019年3月、美容整形を受けたことを公表し、その正直に打ち明ける姿と有村が持つ雰囲気により多くのファンから共感を得た。