【漫画】「イラスト教えてください」たったひと言でどん底から救われる…作者と娘による心温まる出来事に「涙が…」「頼もしすぎる」の声
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、家庭内の日常を漫画にしているゆーぱぱさんの『思いがけず勇気をもらった話』だ。 【漫画】何気ない父と娘の日常…つらい思いを一気に晴らしてくれたひと言に「こんなの言われたら泣く」「めちゃくちゃ良い話!」 ゆーぱぱさんのX(旧Twitter)に同作が投稿されると、ゆーぱぱさん、その娘の心温まる様子が好評だったようで、2000件ほどの「いいね」を獲得。そこで作者であるゆーぱぱさんに、同作を描いたきっかけについて話を伺った。 ■落ち込んでいた気分を晴らしてくれた娘に感動の声 ある日、どうしようもなくしんどいことがあったゆーぱぱさん。どの程度のつらさかといえば、ゆーぱぱさんの説明によると、たくさんの時間と愛情をかけて作ったものが、一瞬にして木っ端微塵にされたうえ、惜しむ間もなく更地にされ、さらに、そこに誰かが家を建ててしまうほどとのこと。 そして「何もせずに休みたい」と思っていた矢先、徐に娘がやってきて「イラスト教えてください」とお願いされる。急な提案だったが、一緒に漫画やイラストを描いているうちに、つらかったことを忘れるくらい楽しい時間を過ごすゆーぱぱさん。 さらに娘から「イラスト教室開いたらいいじゃん」といわれるも、ゆーぱぱさんは「まあいつかやってみたい気もするけど」と返す。すると、娘は「今日からやろう」「まずうちに毎日教えてよ」という申し出があり、その瞬間、ゆーぱぱさんは、今まで積み重ねてきたことが救われるような気持ちになるのだった。 ゆーぱぱさんを奮い立たせる娘の姿に対し、読者からは「気づいたら涙が…」「心強すぎて頼もしい」「やっぱり家族っていいなあ」といった反響があがっていた。 ■娘のひと言で「この瞬間のために絵を描いてきたのかもしれない」と感じた作者のゆーぱぱさん ――『思いがけず勇気をもらった話』を創作したきっかけや理由があればお教えください。 普段から子どもたちとの日常の中で面白かったことや、心に残ったことを漫画で残すようにしているのですが、今回は特に感動したというか、とても嬉しい出来事だったので、描くことにしました。 ――描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。 絵に没頭する自分の過去と、長女を重ねるように描いています。 ――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共に教えてください。 「イラスト教室はじめたら?」の流れは心に刺さりました。考えたこともない発想でしたし、僕から真剣に教わろうとしている長女の姿を見て、自分は、この瞬間のために絵を描いてきたのかもしれないと思うほどの出来事でした。 ――そもそもの質問で恐縮ですが、家庭内の日常を漫画にするようになったきっかけも、ぜひ教えてください。 もともと子供たちとの思い出を残すために日記を書くという習慣があったのですが、そこに何げなく絵を添えてみると、記憶がより鮮明になり、かつ見返して面白いものになったので、それを機に絵日記を描くようになりました。 ――今後の展望や目標をお教えください。 日常漫画のほかにも、いろんなジャンルの漫画に挑戦していきたいです。 ――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします! いつも読んでくださりありがとうございます!日常漫画は明確にゴールを決めて描いているわけではないのですが、とりあえず無理なく続けられるところまでは、このまま描いていければと思っていますので、温かく見守っていただけましたら幸いです。 また、大変厚かましく恐縮ですが一つお知らせがございます。このたび、9月19日に『マンガでカンタン!話し方は7日間でわかります。』という書籍を出版させていただきました! こちらは普段描いている日常漫画とは少し異なり、野口敏先生による「話し方」の講義を全180P超の漫画で描かせていただいたものとなっています。 「話し方」のほか「コミュニケーション」にまつわる悩みを抱えている方のお役に立てる内容を揃えたおススメの一冊となっておりますので、ぜひお手に取っていただけましたら幸いです!