リーズで存在感を見せている

リーズで躍動する田中碧 photo/Getty Images

今シーズンよりイングランドの実質2部であるチャンピオンシップのリーズでプレイする日本代表MF田中碧は加入以降、高い評価を得ている。 ［動画］後半ATとは思えないスプリント　田中がリーズ移籍後初アシストをマーク ここまでチャンピオンシップ17試合に出場している田中は10月以降、スタメンフル出場が続いており、ダニエル・ファルケ監督率いるチームで欠かせない存在となっている。 第20節ミドルズブラ戦では移籍後初のアシストを記録するなど、3-1で勝利に大きく貢献した田中。印象的なパフォーマンスをまたしても見せた田中を現役時代アストン・ヴィラなどでプレイしたリー・ヘンドリー氏は高く評価し、プレミアリーグへのステップアップの準備ができていると称賛した。 「素晴らしい試合だった。どちらが勝ってもおかしくなかったが、リーズが本当に頑張らなければならなかった時に、彼らは頑張ったと思う。このゴール（2点目）はダニエル・ジェームズの素晴らしいプレイだった。彼はチャンピオンシップでは別格だ。さらに左サイドにはニョントがいる」 「それと、ミッドフィールダーの田中。私は彼はステップアップできると思う。彼のタッチを見てほしい（アーロソンの3点目のアシスト）。これは守備的ミッドフィルダーのプレイで、ハーフウェーラインでボールを奪い返した。それは90分経った後でのプレイだった」（英『Football Insider』より） リーズは現在リーグで2位につけており、首位シェフィールド・ユナイテッドとの勝ち点差はわずか1ポイントだ。プレミアリーグ昇格の可能性も十分にある。しかし、同メディアは例え、リーズが昇格を逃しても今のパフォーマンスを続ければ、田中はプレミアリーグのクラブに引き抜かれる可能性が高いと主張しており、個人昇格という形であっても田中のプレミア挑戦が実現する日は近いかもしれない。